Columnコラム

ホワイトニングとセラミックはどっちがおすすめ?それぞれが適したケースやメリット・デメリットを紹介

2025年7月25日

ホワイトニングとセラミックはどちらも白く美しい歯を目指す方法ですが、目的や白くしたい歯の範囲によって使い分けることが大切です。歯の見た目を改善することで笑顔に自信が持てるようになり、表情も明るくなるため、歯の黄ばみや着色汚れが気になる人は検討をおすすめします。

この記事では、ホワイトニングとセラミックの選び方やそれぞれのメリット・デメリットなどを紹介します。歯を白くする施術を検討している人は参考にしてください。

ホワイトニングとセラミックはどっちがおすすめ?

ホワイトニングとセラミックはどちらも歯を白くする審美治療ですが、どちらがおすすめかは治療を受ける患者さんの口内の状態や白くしたい範囲などによって異なります。

具体的には、歯全体を白くしたい場合や自分の歯を白くしたい場合はホワイトニング、白さを持続させたい場合や形も整えたい場合はセラミックがおすすめです。また場合によっては、ホワイトニングをしてからセラミックにする治療が推奨されるケースもあります。それぞれ向いている人・向かない人のほかに、適用できない人もいるため、自分に合った方法を選択するのが大切です。

ホワイトニングの種類

青色LEDが点灯したマウスピース型のホームホワイトニング装置

ホワイトニングには、おもに以下の3種類があります。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは歯医者で受けるホワイトニングで、歯科医や歯科衛生士が施術を行います。

歯に高濃度の薬剤を塗布し、光を照射する工程を1〜3回ほど繰り返して白い歯を目指します。1回の施術でも効果を感じやすく、即効性が期待できるのがメリットです。薬剤の濃度が高いため歯がしみるケースがあり、定期的にメンテナンスを受けなければ短期間で色戻りする可能性があります。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、自宅で患者さん本人が行うホワイトニングです。

歯医者で作成したマウスピースにホワイトニング剤を塗布して、指定された時間装着することで、約1週間〜1ヶ月で白い歯が実現します。自分の都合に合わせてホワイトニングを行えるため、忙しくて歯医者に通えない人におすすめです。オフィスホワイトニングよりも費用を抑えられますが、薬剤の量や装着時間などの自己管理が重要で、効果が出るまでに時間がかかります。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法です。

双方の良いところを兼ね備えた方法で、ホームホワイトニングよりも即効性があり、オフィスホワイトニングよりも白さが持続するのが特徴です。2種類のホワイトニングを行うため費用は高くなりますが、即効性も持続性も希望する方におすすめの方法です。

セラミックの種類

セラミックの歯

歯を白くするセラミックの種類には、以下のものがあります。

ジルコニアセラミック

ジルコニアセラミックは、セラミックのなかでも強度が高く、前歯・奥歯の両方に適した素材です。

滑らかな材質で汚れが付着しにくく、物理的な負荷に非常に強いメリットがあります。オールセラミックのように、天然歯に近い色や透明感をもたせることも可能です。

オールセラミッククラウン

オールセラミッククラウンとは、削った歯にセラミック100%で作られた被せ物を取り付ける方法です。

審美性が高く、天然歯と遜色ない色調・光沢・透明感を再現できます。金属アレルギーの心配がなく、身体への馴染みが良いのがメリットですが、強い衝撃によって欠けたり割れたりする場合があります。

メタルボンドクラウン

メタルボンドクラウンとは、金属のフレームにセラミックを焼き付けた被せ物を使用する方法です。

セラミックの審美性と金属の強度を兼ね備えており、オールセラミックよりも破損のリスクを抑えられます。主に奥歯に使用されるケースが多いですが、内側が金属であるため金属アレルギーの人は注意が必要です。

ラミネートベニア

ラミネートベニアは、歯の表面を薄く削り、セラミックでできた薄い板(シェル)を貼り付ける方法です。

前歯に適用される治療法で、歯を白くするほかに形や歯同士の隙間を改善することも可能です。歯を大きく削らないため身体への負担が少なく、短期間で変化が見込めます。

ホワイトニングがおすすめなケース

ホワイトニングの施術を受けている様子

以下のような場合は、セラミックよりもホワイトニングが推奨されます。

全体的に歯を白くしたい場合

一部の歯ではなく、全体的に歯を白くしたい場合はホワイトニングがおすすめです。

セラミックの場合は1本1本治療する必要がありますが、ホワイトニングは希望範囲に一度に施術できます。求める白さにもよりますが、歯を全体的にトーンアップしたい場合はホワイトニングのほうが適しています。

歯を削りたくない場合

歯を削りたくない場合はセラミックの被せ物が装着できないため、ホワイトニングを選択しましょう。

セラミックの被せ物をする場合は、健康な歯を多少なりとも削る必要があり、特に複数本の歯をセラミックにしたいケースでは身体への負担が大きくなります。そのため、歯を白くしたいけど削るのには抵抗があると感じる場合はホワイトニングがおすすめです。sしかし、前歯に行うセラミック治療であるラミネートベニアの場合は歯を削らなくても適用できる可能性があるため、必要に応じて歯科医に相談するとよいでしょう。

加齢による歯の黄ばみが気になる場合

加齢による歯の黄ばみが気になる場合は、ホワイトニングで改善を目指すケースが多いです。

人の歯は、最も外側の組織であるエナメル質が加齢とともに薄くなると、その内側の象牙質が透けることで黄ばんで見えるようになります。この場合は変色が起こっている歯が広範囲であり、クリーニングでは白くできないため、ホワイトニングが選択されます。

セラミックがおすすめなケース

以下のような場合は、ホワイトニングよりもセラミックが推奨されます。

歯を白くして形も整えたい場合

歯を白くする処置に加えて、形も整えたい場合はセラミックがおすすめです。

セラミックは歯を削って白い被せ物にできるだけではなく、整った形の歯に改善することも可能です。またセラミック治療では、矯正装置を使わずに歯並びを整えるセラミック矯正も可能であるため、歯列全体の審美性を高めたい場合に適しています。

歯の白さを長く保ちたい場合

ホワイトニングよりも、セラミックのほうが歯の白さが長期間持続します。

ホワイトニングには一時的に歯を白くする効果がありますが、長くて2年、短いと3ヶ月ほどで色戻りするため、白さを保つためには定期的に施術を受ける必要があります。オールセラミックやジルコニアなどの素材は変色や着色に強いため、十数年使用しても白い状態を保てるのがメリットです。ただし、セラミックのなかでも、メタルボンドやハイブリッドセラミックなどを使用した場合は被せ物自体や歯茎の変色のリスクがあるため、素材をよく検討しましょう。

芸能人のような白い歯にしたい場合

より白い歯にしたい場合は、セラミックがおすすめです。

芸能人のような白い歯は、ホワイトニングではなくセラミックによるものの可能性があります。ホワイトニングで実現可能な白さには限界があり、歯質や色の個人差によっては理想の白さを実現できないこともあります。セラミックは希望の白さにでき、着色や汚れもつきにくいため、人前でお仕事をされる方や、より白く美しい歯にしたい方に選ばれている治療です。

ホワイトニングとセラミックのメリット・デメリット

ホワイトニングとセラミックには、それぞれ以下のメリット・デメリットがあります。

メリット デメリット
ホワイトニング
  • 歯列全体を白くできる
  • 表情が明るくなる
  • 歯を削る必要がない
  • 自宅でも行える
  • 喫煙や食べ物の影響を受けやすい
  • 知覚過敏のリスクがある
  • 色戻りが早い
セラミック
  • 経年劣化に強い
  • 美しい色・透明度・光沢
  • 色の微調整が可能
  • 着色や変色しにくい
  • 健康な歯を削る必要がある
  • 費用が高額になりやすい
  • 素材によっては割れるリスクがある

ホワイトニングとセラミックはどちらも歯を白くするのに適していますが、それぞれデメリットもあるため、特徴を理解したうえで選択することが大切です。

ホワイトニングで感じる知覚過敏の症状は、基本的には時間経過とともに治まりますが、我慢できないほど痛みが強い場合や症状が改善されない場合は早めに歯医者を受診しましょう。セラミックは、強い歯ぎしりや食いしばりによって割れるリスクがあるため、歯科医に相談のうえ対処する必要があります。

セラミックにホワイトニングはできる?

セラミックなどの人工歯は、ホワイトニングによって内側から白くすることはできません

セラミックの歯と天然歯が両方存在している状態でホワイトニングを行うと全体のバランスが不自然になる可能性があるため、注意しましょう。セラミックとホワイトニングを両方検討している場合は、天然歯をホワイトニングしてからセラミックを入れることで、調和のとれた仕上がりになります。

セラミックに着色した場合の対処法

原則としてオールセラミックの素材は変色しにくいですが、素材によっては飲食物による着色が起こる可能性があります。ここからは、セラミックに着色した場合の対処法を紹介します。

歯医者でクリーニングを受ける

歯医者でのクリーニングは、セラミックの表面についた着色汚れを落とす一般的な方法のひとつです。

歯科クリーニングでは、歯垢・歯石の除去や着色汚れをきれいにする処置が受けられます。なかでも、微粒子パウダーを吹き付けて汚れを除去するエアフローと呼ばれる施術は、人工歯の表面をきれいにするのに効果的です。

セルフホワイトニングを行う

セラミックの表面の着色汚れであれば、セルフホワイトニングを行うと良いでしょう。

セルフホワイトニングには、重曹や炭酸カルシウムなどの力を利用して着色汚れを分解して落とす作用があるため、表面に着色したセラミックの汚れを除去するのに効果的です。ただし歯医者のホワイトニングとは異なり、セルフホワイトニングには漂白効果がないため、ハイブリッドセラミックのように素材そのものが内側から変色した場合に白くするのは難しいです。

被せ物や詰め物を交換する

レジンを含むハイブリッドセラミックは経年劣化による変色が起こることがあります。素材自体の経年劣化による変色はホワイトニングやクリーニングでは白くできないため、気になる場合は被せ物や詰め物を交換することで白さを回復できます。ハイブリッドセラミックは他のセラミックよりも費用を抑えられるものの、変色リスクを考えると、最初からオールセラミックやジルコニアを選択した方がトータルの費用を抑えられることもあります。

まとめ

ホワイトニングとセラミックの違いやメリット・デメリット、おすすめの人を紹介しました。ホワイトニングは歯全体を効率よく白くでき、セラミックは一部の歯を長期間美しい状態で維持できるのが特徴です。歯を白くする目的や範囲に合わせて、適切な方を選択しましょう。

ホワイトニングやセラミックで美しい歯を実現する審美治療は、ぜひ小嶋デンタルクリニックにお任せください。豊富な実績と高い技術をもとに、患者様に寄り添ったホワイトニング、セラミック治療をご提供いたします。初めての方も、お気軽にご相談ください。