セラミック治療Q &AQ&A

• セラミック治療ができない場合はありますか？

  ・ 極端に噛む力が強い方
  ・注意事項などを理解していただけない方
  ・歯科医師との協調が得られない、精神的に問題のある方
  ・歯磨きなどの日常の手入れが十分に出来ない方
  ・アルコール依存症の方、精神疾患のある方、また過去にその既往がある方

• セラミックの種類を教えてください

  オールセラミックe-max
  →オールセラミックとは、すべてセラミックからなる素材の総称です。光を透過するため、まるで天然の歯のような透明感があり、年月が経っても変色が少ない素材です。
  ジルコニアと比べると、強度は劣りますが審美的に優れた素材です。基本的に単独での修復、補綴に用いられ、ブリッジなどの連結は不向きとなります。

  オールセラミックジルコニア
  →オールセラミックの最高峰と呼ばれるジルコニア。E-maxに比べ強度がかなり向上し、インプラントや連結、ブリッジなどにも適応できます。
  またジルコニアも数多くの種類があり、天然の歯のような透明感を持たせることもできます。セラミック治療における、優れた審美性・強度を持つ最高級素材です。

• セラミック治療の回数について教えてください

  セラミック治療は、基本的には一つの部位は２回で完了します。部位が連続しているなどの場合は数本まとめて治療することも可能です。
  歯肉炎や歯周炎が進行している、または神経に近い虫歯ができていたなどの場合は炎症が落ち着いてから装着となるため、複数回かかる場合があります。

• セラミック治療は痛みますか？

  セラミック治療は神経がある歯においては、局所麻酔下で行うため、治療中の痛みはありません。また不安な方には静脈内鎮静麻酔下にて対応させていただいています。

• 年齢制限はありますか？

  年齢制限はほとんどありませんが、基本的には永久歯に対して行います。

• 治療中は歯がないままですか？

  仮歯を装着するか、仮の蓋を必ず行います。歯肉の炎症が強い場合は、外して清掃性を良くする場合もあります。

• セラミックのケアはどのようにしたら良いのでしょうか？

  担当の歯科医師、歯科衛生士と共にセルフケアの仕方など指導させていただきます。セラミックを長期的に維持するためにも最善なケアが必要となります。

• セラミックをすることで他の歯に影響はありませんか？

  セラミックは、生体親和性が非常に良好なことが特徴です。そのため、汚れもつきにくく他の歯に対しても歯周病を進行することはありません

• 禁煙はしなくてはいけませんか？

  禁煙は基本的にセラミック治療に限らず強く推奨されます。タバコは治癒を遅らせるほか、変色の原因にもなります。

• 入れ歯を使用していますが、セラミック治療は可能ですか？

  基本的に可能です事前に義歯がどのようなタイプであるか、また義歯のバネ治療する歯にかかっているかを確認します。

• セラミックはどのくらいもちますか？

  当院が推奨するケアと、定期的な健診されていればセラミックは半永久的に持ち続けることが可能です。しかし過度な負荷を慢性的に与えている場合や外傷などにより欠けてしまうこともあります。またセラミックに異常がなくても、歯とセラミックをつないでいるセメントが劣化し外れることもあります。その際は、セメントを新しくして再装着する場合があります。

• 歯周病ですが、セラミック治療はできませんか？

  歯周病の方こそ、セラミック治療をお勧めします。
  歯肉の炎症が減少し消失した後に治療となりますが、汚れが付きにくく歯周病の影響を与えにくいセラミックにすることで、歯周病の予後は格段と良くなります。

• インプラント保証はありますか？

  当院では最長で５年の保証があります。原則として定期健診にてセラミック治療部位のチェックを行っている必要がありますが、安心してセラミック治療を受けれる保証があります。

• クリニックによってセラミック治療の金額が違うのはなぜですか？

  最も影響しているのが、セラミックの材質の違いです。流通しているセラミックは各メーカーから複数認め、価格差が存在します。安価なものやコピー製品から高価な製品まであります。当院で使用しているセラミックは世界的に多くの実績と信頼度と持ち硬度も高いセラミックになります。コストは高くなりますが長期的な予後が良好な安全なセラミックとなります。